JRで行く九州観光情報「ハウステンボス」

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草木と生きものたちを感じる暮らし〜ハウステンボス〜

草木と生きものたちを感じる暮らし〜ハウステンボス〜

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【ページ公開日:2009年3月13日】
・こちらのページに掲載している写真は全てイメージです。現地へ来訪される時期や、当日の天候等によって景観は異なります。
・掲載の事実考証(料金、開催期間等含む)については公開日時点の情報となりますのでその後、変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。

建設当時のハウステンボス

自然との共生を目指したハウステンボス開発

オランダ語で『森の家』を意味する『ハウステンボス』。街を歩けば、生命をやさしく包み育む森の温もりを感じることができる。“自然との共生”に取り組んだその街づくりには、実に20年以上もの年月が費やされた。

ハウステンボスの建設が決まったのは1980年中頃。元々、高度経済成長期に工業用地として造成されたこの地は、結局工場が建つこともなく見放された荒れ地となっていた。そんな場所に『ハウステンボス』を作ることが決まった時、最初に手をつけたのは“自然環境の生命を回復”。

土壌の入替え、40万本もの植樹、潮の満ち干を利用して海水を入れ替える運河作り、陸と水中の微生物が共存できるように石積みにした運河の護岸、土中のバクテリアが生存できるようにレンガ敷きにした地面…。すべては“生命”を呼び戻すための取り組みだった。

生態系の回復が少しだけ見えてきた頃には、もう次の準備が始まっていた。水を再利用するための下水処理施設、発電時の排熱を利用するコ・ジェネレーションシステム、場内のすべての生ゴミを分別・堆肥化するコンポストシステム…。ハウステンボスは、リゾートであると同時に、美しい環境を次の世代へ手渡す“自然との共生”を実現した街でもあったのだ。

1992年、ついにハウステンボスはオープンの時を迎えた。運河には黒鯛やタツノオトシゴが泳ぎ、森には60種類以上の鳥たちがやってきた。2001年には希少種の蝶『コムラサキ』、絶滅危惧種の『ハヤブサ』といった生物も確認されたという。単なるリゾート開発にとどまらない、ハウステンボスならではの成果と言えるだろう。

フォレストガーデンにあるコテージタイプのホテル『フォレストヴィラ』
家庭菜園を美しくアレンジした『ポタジェ』(装飾菜園) / オリジナル品種の『ハウステンボス』

ハウステンボスの未来への提案〜ボタニカルリゾート〜

多くの命が息づく街となったハウステンボスが現在取り組んでいるのは、『ボタニカルリゾート』。そのコンセプトは、ハウステンボスが取り組んできた「自然との共生」を通し、植物が持つ力を最大限に活かした持続可能な生活を「衣食住」にわたって提案することで、自然とともに暮らす喜びと価値を感じてもらおうというもの。

その第一歩をガーデンという形で表現、提案したのが、’08年5月末にオープンした『フォレストガーデン』だ。美しい森と湖に抱かれた『フォレストヴィラ』は、全105戸の別荘風コテージが立ち長期滞在したいリゾート。約半数のコテージには家庭菜園を美しくアレンジしたポタジェ(装飾菜園)があり、シェフが育てるハーブや植物が植えられた『シェフズガーデン』では、シェフがハーブを摘む姿が見られるなど、暮らしの中で植物を身近に感じる提案をしている。

08年秋にリニューアルオープンしたハウステンボス内最大のガーデン『新アートガーデン』では、1000品種20万株の植物が出迎えてくれる。5月中旬から6月上旬にかけては、約500種類のバラが咲き、ガーデン内はバラの香りに包まれるなど、植物がつくり出す様々なガーデンの表情が1年を通して楽しめる。

長い時間をかけて自然を甦らせたハウステンボス。 “自然との共生を日々の暮らしの中にも感じてもらいたい”という努力はいまも続いている。ハウステンボスは、人が人らしくあるために必要なこと、人間にとって必要なことは何かを肌で感じることができるリゾートなのだ。

(取材協力、写真提供:ハウステンボス
©ハウステンボス / J-11568

2008年新設されたネイチャーガーデンからの眺め

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